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第2回目となる日本プロゴルフ殿堂入り顕彰者を発表(12月16日)

左から、JGTO海老沢勝二会長、PGA森静雄会長、日本プロゴルフ殿堂広瀬道貞理事長、LPGA小林浩美会長
一般財団法人日本プロゴルフ殿堂による記者会見が都内で行われ、第2回目となる殿堂入り顕彰者が発表された。

昨年3月26日に行われた第1回記念式典では7名が顕彰され、今回、新たにレジェンド部門とプレーヤー部門として殿堂入りしたのは6名で、更に特別賞も加えられ、殿堂入り記念式典は2月17日(月)に東京の日本橋三越本店で行われる計画。

尚、殿堂入り顕彰者名と選考理由は下記の通り。

●レジェンド部門

福井覚治(ふくいかくじ)
「我が国のプロゴルファー第一号。この福井覚治を嚆矢として、日本のプロゴルファーの
歴史がはじまった。その顕彰の意義は大きい。」

安田幸吉(やすだこうきち)
「単に競技会においての活躍だけでなく、ゴルフクラブのオリジナル製作・修理、そして海外進出の先駆けの一人であり、コース設計や初代PGA会長にも就任。なおかつゴルフを通じて皇室との関わりも深く、ゴルフを幅広く知らしめた功績が大きい。」

島村祐正(しまむらゆうせい)
「戦後初の米国遠征チームの一員。カナダカップ代表選手であり、関西、とりわけ九州を中心に数多くのゴルファーを育て、九州に島村ありと言わしめた。中部銀次郎も島村からゴルフの奥義を教わった一人だ。」

二瓶綾子(にへいあやこ)
「日本の女子プロゴルフ界の夜明け前から女子プロゴルフファーの位置づけを訴えてきた。さらに一期生たちを束ねるリーダシップを発揮し、その黎明期には欠かせない存在であった。」

●プレーヤー部門

樋口久子(ひぐちひさこ)
「女子プロゴルファーという社会的ポジショニングを確立。早くから米女子ツアーに挑戦し、男女日本人選手とて、初のメジャー、全米女子プロ選手権に優勝した。樋口久子の存在があって、女子のトーナメントが築けた。」

青木功(あおきいさお)
「日本男子初の米ツアー優勝者。日米欧豪4ツアーで優勝した記録の持ち主で、トーナメント隆盛の立役者としての功績は大きい。」

●特別賞

井戸木鴻樹(いどきこうき)
「全米プロシニアで男子日本人選手初のメジャー優勝。初渡米、初の米国トーナメント出場で優勝という快挙は、特別賞に値する。」

<参考>

日本プロゴルフ殿堂第1回記念式典(2012年3月26日)

一般財団法人日本プロゴルフ殿堂

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