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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2013

松山英樹はここで決める・・・!!

史上最速の賞金王は、この地で決める。ここ高知県は、明徳義塾時代に過ごした場所で、この大会はアマチュア時代も含めて4年連続5度目の出場。ここKochi黒潮カントリークラブは「今までスコアが出ていないので。あまり好きじゃないけど」と苦笑しながら「ショットもパットも、自分がしっかり打てれば問題ない」。この日のプロアマ戦は、パターをとっかえひっかえ。結局、これという1本は決めかねたようだが、「傾斜や芝目もあるけど今まで一杯回ってきたので。そのイメージをしっかりと考えながらプレーしたい」。
これまでの経験を一番の頼りに、今度こそ頂点を目指す。

先週のダンロップフェニックスはホスト試合で、賞金王を確定させたい気持ちはやまやまだった。しかし開幕直前に右頬をひどく腫らしたり、本調子ではない中で、賞金ランク2位の金亨成(キムヒョンソン)と同3位の片山晋呉が、大会でも2位、3位と続いて、また少し差を縮められた。

約4300万円差の金(キム)を筆頭に、同5位の選手までの逆転を警戒する必要はあるが、それも松山がここで今季4勝目で、優勝賞金4000万円を積めば他の選手に関わらず、史上初のルーキーでの賞金王が決まる。

「そればかり考えるのもよくないとは思いますが」と気負いはないが、「優勝すれば確定出来る。地元ですし、その中で良いプレーがしたい」と思い出の地で、本人にも胸に期するものはある。

※賞金ランキング2位の金「体調もいいですし、いまショットもいいので。1日5つか6つくらいは取りたいですね。でも賞金王は考えていない。それより今年は世界ランキングで50位に入りたい。いま65位なので。ぜひマスターズに出てみたいですね」。

※同3位で追う片山は・・・。「調子がいいのだけれど、この大会は毎年、最終日に早い時間の飛行機でしか帰ったことがなくて。だからコースの印象も、空は広いし、海は青いし、紅葉はキレイとか、そういうところばかりに目が行ってしまうけど、今週は細かいことにこだわらないでやろう、と。パットが凄くいいので、勝機はある」。

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