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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2013

永野竜太郎は2年連続のシード権に向けて【インタビュー動画】

これが自身の最終戦。ギリギリのシード権争い。「そりゃあ緊張感はありますよ」。永野は賞金ランク71位で、今大会を迎えた。現状は、出場義務試合数に満たない2人の選手をのぞいたランク72位がボーダーラインという状況の中で、痺れないはずはない。

「でも緊張したところで良いゴルフはできない」。初日から、大きなプレッシャーにさいなまれる中で、懸命に気持ちを落ち着けた。
7番では外からパターで、6メートルのバーディチャンスを沈めた。15番はやっぱりカラーからパターを握り、10メートルのバーディトライをねじ込んだ。

強く舞う風も、「うまく読み切れた」と逞しく笑った。シード元年の今季は序盤から、予選落ちが立て続いて苦しんだが、それも終盤につれて尻上がりで一気に上昇ムードに乗って迎えたこの正念場だ。

「悔いの残らないゴルフがしたい」。そう思えるまでに、先輩プロたちからもありがたい助言をいっぱいもらった。瀬戸際の争いも「しっかりやることやって、結果に結びつけたい」。2年連続のシード権にむけて、25歳が気合いを入れ直した。


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