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〜全英への道〜ミズノオープン 2011

河井博大は初のメジャーを目前に

そろそろ、渡英の準備を始めている。現在、全英オープン日本予選ランキングでトップを走る河井博大(かわいひろお)。

5月の日本プロで涙、涙のツアー初優勝を含めて開幕戦から7試合で獲得賞金3936万946円は、上位4人も全英オープンの権利を得る今大会で、アマチュア選手が上位4人に入らなければ、初のメジャー切符が確定する。

「自分ではほぼ、決まったものと思っている」という河井は、「不安で一杯」とはいいながらも、契約先のスタッフに空港チケットなどの手配を任せるなど、やっとその覚悟を決めた。

今年の会場はロイヤル・セント・ジョージズでの出場経験がある谷原秀人にも「河井さん、相当難しいですよ」と脅かされて、今から震えている。

「谷原には、途中で倒れんようにするわ、と。恥をかかんように、と。イギリスさえ行ったこともない。未知の世界から、生きて帰って来られるように頑張る、と」。
そんな言葉の数々に、シード入りとシード落ちを繰り返した苦節16年の39歳の、並々ならぬ意気込みが感じられる。
いよいよ本番まで3週間を切り、「聖地のリンクスコースさながら」と評判の、ここJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部でリンクス攻略の策を練りたい。

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