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松山英樹が共同記者会見に臨む(全英オープン)
連日、そうそうたる顔ぶれだ。
ウッズと、ミケルソンに挟まれて、記者会見場に現れたのは、日本が誇る怪物ルーキー。
デビューから、史上最速のプロ2勝というよりも、やはり先月の全米オープン。
10位タイに食い込む大健闘で、一気に世界の視線を釘付けにした。
要請を受けた会見でも、海外メディアからの質問が飛び交い、注目の大きさを改めて知らしめた。
しかし、その実績とはうらはらに、まだまだ人前で話すことに慣れない21歳は普段、日本の報道陣に向けて発するのと声のトーンも受け答え方もまったく変わらず、相変わらず訥々と質問に答えた。
以下は、記者との一問一答。
Q:初めての全英オープンを迎えるにあたってその心境は?
A:凄くワクワクしています。また初日の組み合わせも凄く良いところなので、とても楽しみです。
Q:初出場に関して、他の選手にアドバイスをもらいましたか? 同い年の石川遼選手と話しましたか?
A:石川遼選手とは話していないですが、丸山茂樹選手がここであった2002年に5位に入ったということで、一緒に回らせてもらい、少しアドバイスをもらいました。
Q:どんなアドバイス?
A:風の強い中で、どうやって低い球を打つか、その打ち方などです。
Q:ミュアフィールドの印象は?
A:今までプレーした中で、フェアウェーもグリーンも一番固いコースですね。
Q:今はどんな練習をしている?
A:低い球を打つ練習をしていますが、風の中で低い球を打つのは難しいと感じています。
Q:全米オープンの結果は自信になりましたか? 何か自分の中で変化はありましたか?
A:自信にはなりましたがそれで何か変わるということはないですし、いつも通りです。
Q:今回の結果をうけて、ヨーロッパツアーやアメリカツアーに挑戦したいという意志は?
A:ヨーロッパやアメリカで、出来るだけ早くプレーしてみたいです。
Q:世界ランキングで石川遼選手を抜いて、今はあなたが日本の代表となったことについてどう思いますか?
A:プロになって数ヶ月でこの位置にいられることは凄く嬉しいですが、自分には(世界ランキングの)ポイントが今までほとんどなかった分、少しでも結果を出せば、順位も上がるということだと思います。日本の代表というよりは、これからも自分のプレーをしたいです。
Q:今週は、自分に何を期待しますか?
A:やっていける雰囲気は少しは出てきましたが、初めてのリンクスコースなので、自分の自信や結果がどうなるかは分からない。まずは予選を通過して、それから上を目指していきたいです。
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