記事

ダンロップフェニックストーナメント 2024

松山英樹が会見「目標は優勝」「すごく楽しみ」

予選2ラウンドの組み合わせが発表され、松山英樹は石川遼と@松山茉生(まつやま・まお)さんと、同組になった。 

火曜日に臨んだ公式会見場で松山は、「遼と茉生くんと。見たい2人だったので一緒になってよかったな、と思います」と、微笑んだ。

2018年の本大会以来、6年ぶり12回目のラウンドとなる石川は、先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」では今季2勝目を飾ったばかりだ。
「おめでとう」と祝意を示し、「最近回っていなかったので。どういうプレーするのかみてみたいと思います」と、同学年との久々の共闘を心待ちにする。

今年の「日本アマ」を最年少の15歳で制した@松山さんとは、数年前のジュニアレッスン会で会ったといい、「すごい球を打つな」と、すでに注目していたそうだ。
「きのう練習場で久々に見ましたけど、凄く成長してるなというのも感じましたし、日本アマで勝つだけの力はあると思います」と高く評価すると共に、「あの子がアマチュアの試合にいるのは怖いですよね?」と、苦笑。

「飛ぶので。その飛距離に圧倒はされると思うんで。そこに対して冷静に自分のスイングができるかすごい楽しみ。初日から楽しみなことがいっぱいあります」と、ニッコリした。

パリ五輪で銅メダルを獲得してから最初の日本プレーとなった先週の日米共催「ZOZOチャンピオンシップ」は46位に終わった。

「思うようなパフォーマンスが出せなくて、体調もあまりよくなかったので多少休んで。何が原因か考えながらやっている中で最初、練習し始めたときはあまりよくなかったですけど、この状況で上手くプレーできるようになれば自信がついてくるかな、という思いもあったので」と、本大会2年ぶり10回目の出場を決めるまでの経緯を明かした。

すでに来季を見据えた準備を開始する中での参戦。

「スイングも分かる人にはだいぶ変わったようには見えると思う。感覚と結果でうまく照らし合わせるのは今は大変ですけど、試合になれば緊張感もありますし。その中でどういうスイングになるのか、ミスが出るのか。来年のために把握したい」と、課題を探しながらのプレーとなる。

そんな中でも「目標は優勝」と、きっぱり。
「初日の早い段階でそういうのを築ければいいなと思います」。
2014年大会以来の2勝目を狙った昨年大会は、初日を首位で出ながら10位に終わった。
今度こそ、大会2勝目を獲りに戻った。

関連記事