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HSBCチャンピオンズ最終日

中国上海のシェーシャンゴルフクラブで行われていたHSBCチャンピオンズは最終ラウンドを終えて、藤田寛之と川村昌弘は、通算2アンダーの50位タイにつけた。

藤田は「昨日練習場でいろいろ試したことが、今日は上手くいかなかった」と前日から順位を下げて、がっくり。前日に見えた復調傾向も「ちょっと逆戻りした感じ」と残念そうに「もうちょっと上位で終わりたかったというのはありますけれど、でも会場でいろいろ試せて秋合宿みたいな感じで過ごせて良かった」と、今回の遠征をきっかけに、復活を目指す。

川村も充実の1週間。「今日はショットが悪いなりに精一杯やった」と、初出場の世界舞台で全力は尽くせた。「日本でも漫然と打つんではなくて、しっかりマネジメント出来たらいい」と、課題を挙げつつ「今週は出られて良かった。これからも、どんどん世界に出て行きたい」と、世界に目を向けるきっかけにもなった。

石川遼は2日連続の60台で、通算2オーバーの66位タイで大会を終えたが「ショットに関しては、まだまだ」と反省しきりの中でも「この状態で、このワールドクラスのコースで3日間、そこまで悪いプレーはなかったので、ゴルフ全体の底上げは出来ていると思う」と、納得できる部分も。

次週は、久しぶりの帰国。新規ツアーの「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」で国内2戦目を迎える。「日本でのプレーは楽しみですが、アメリカでやっているように、普通にやるだけです」と、この1年間の成長をぶつける。

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