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サン・クロレラ クラシック 2011
ゴルフ北海道スイングのゆくえ
今年、道内で行われる3大会(※)をすべて制覇した選手には、3大会の主催者から合わせて1000万円が贈られる。
そのチャンスをつかんだのが、昨年の賞金王の金庚泰(キムキョンテ)だったのだが、今年海外メジャー挑戦の機会が格段に増えて、なかなか日本に腰を落ち着けられない。
「今週はお休みさせていただいて、早めにアメリカに入ります」と、今季メジャー最終戦・全米プロに照準を定めるために「サン・クロレラ クラシック」の欠場を決めた。
このため金は「ゴルフ北海道スイング」は対象から外れるため、最上位選手は石川遼。3大会で全勝のチャンスは消えたが、賞金100万円と海外ツアー出場権獲得の可能性は、残っている。
一昨年以来、2度目の受賞となるか……!?
<2011年ゴルフ北海道スイングトップ5>
1 石川遼
2 S・コンラン
3 市原 弘大
3 ドンファン
5 P・マークセン
5 朴 星俊
5 平塚 哲二
5 小山内 護
5 金 聖潤
5 D・スメイル
5 矢野 東
<ゴルフ北海道スイングとは…?!>
道内で行われる3トーナメントが互いに手を組み、活性化をはかろうという取り組みで、2006年よりスタート。
今年も「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ(7月21-24日 ザ・ノースカントリーGC)」と「サン・クロレラ クラシック(7月28-31日 小樽CC)」と「ANAオープン (9月15-18日 札幌GC輪厚C)」の3大会で全勝した選手には、各主催者より賞金1000万円が。
また該当者がなかった場合も3大会の獲得賞金のポイントランキング上位者に賞金100万円と、海外ツアーの出場権が与えられるというものです。
残念ながら昨年も、1000万円のビッグマネーを手にした幸運な選手は現れませんでしたが、ポイントランキング1位で3大会を終えた平塚哲二が賞金をゲット。
同時に昨年12月のアジアンツアー「ブラックマウンテンマスターズ」の出場権が与えられることになっていましたが、すでに平塚は同大会の有資格だったため、繰り下がって「ゴルフ北海道スイング」でランキング2位だったブレンダン・ジョーンズに権利が贈られました。