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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン 2012

2週連続Vと今季4勝目がかかる藤田寛之は「最終目的地に向かって」

弟弟子の宮本(右)を手取り足取り始動する姿にも貫禄が・・・!!
先週のANAオープンで、自身初の年間3勝目。この日水曜日の練習ラウンドでは、弟弟子の宮本勝昌ともそんな話で盛り上がった。「いやあ贅沢な話ですよね」。40歳を越えて、3勝を上げた選手は、99年の尾崎直道以来。

「もう、それだけでもお腹いっぱいで」。
さらに年間4勝を達成すれば、ジャンボ尾崎と青木功に次いで史上3人目の快挙となる。
「いや、もちろん自分も、回りも、それを期待するんでしょうけれど」。

相変わらず、43歳のモチベーションはそういった記録のたぐいではない。
「そういうのは12月が終わってから、ああそうだったんだ、ということであって、僕はあくまでも50内が目標です」。

年末の世界ランキングでトップ50に入ること。
先週の優勝で、ひょっとしたら前週の78位から、「一気に“ワープ”できるかもしれないと思っていた」。
確かに、66位はかなりのジャンプアップには違いないが、「3つ勝ってまだそれか、という思いはある。道のりの長さを感じる」と、43歳はちょっぴり悩ましい。

「まだまだ先は長い。狙って勝つ力は僕にはまだないので、まずは最低でも20位内を外さないように。1戦1戦が勝負。最終目的に向かって、走り続けます」。
世界をゴールに、ひたすら今週も邁進する。



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