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レオパレス21ミャンマーオープン 2018
新ホストプロのご紹介
岡崎錬、19歳である。
大会初年度の一昨年は、福井工業大附属福井高校2年時に出場して以来、2年ぶり2度目の参戦が、記念すべきデビュー戦となる。
「ジュニア時代から目をかけていただいて、今回はまたこうして素晴らしい機会をいただいたので。成績で恩返しがしたい」といよいよ翌日に開幕を控えて、練習場での調整にも力が入った。
ジュニア時代から数々のアマタイトルをなめて、昨年春にプロ宣言。
高校卒業と同時に藤田や宮本ら、トッププロを擁するチーム芹澤の一員に加わり、今は地元岐阜を離れ、静岡県御殿場にある師匠の自宅で住み込み修業中だ。
2年前に、ちょっとしたスランプに陥り、不振からの脱却を模索する今、「芹澤プロにはすぐにスイングを見ていただけるしチームのみなさんは、息子のように可愛がって下さる。最高の環境で、ゴルフをやらせてもらっている」と格安の家賃に見合わぬ(?)修行生活は贅沢の極みである。
海外で、プロ入り後初のレギュラーツアーに挑戦できるのもまた、人も羨む希有な機会だ。
「試合の中で、何かきっとつかめるものがあると思う。まずは予選通過を目指して頑張りたい」と、ぜひオフの課題は4日間の戦いの中で、見つけたいもの。
チームの面々は、このあと恒例のハワイ合宿が予定されているが、岡崎にはそこはまだ敷居が高い。
「ハワイには、シード選手しか参加出来ない決まり」と、まだツアーの出場権すらない岡崎には、チームの厳しい掟が立ちはだかる。
それだけに、このたびの所属契約もまたありがたく「僕はグアムで合宿を組ませてもらおうと思ってます」。
来月中旬には、先輩のホストプロも「レオパレスリゾートグアム」で、2週間のキャンプを張るという情報をすでにキャッチしており岡崎も、日程を見計らって今平周吾に混ぜてもらうつもり。
「一生懸命頑張って、芹澤プロや藤田プロ、宮本プロのように長くトップで活躍し続け、石川プロのような、スター性を兼ね備えた選手になるのが目標です」。
新ホストプロはとことん欲張りだ。