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TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central 2014

岐阜県出身! 鈴木亨もホールインワンを達成

地元Vには、さすがに届かなかったが、自身初の快挙を達成したから、それでちゃら。
吉報は、星野英正の8番ホールに続いてすぐ。鈴木亨が48歳にして、11番ホールで試合で初となるホールインワンを記録した。

7番アイアンを握った174ヤードのパー3は、手前3ヤードの辺りで軽くバウンドしてカップイン。
「地元で岐阜で、こんなに嬉しいことはない」と、ベテランの目尻がいっそう下がる。

前夜、高校に入ってゴルフを始めた長男の貴之くんに電話で言われた。「ロングで1個も取れてないじゃん」。
「今日も取れなかったから。また今日も言われてしまうかもしれないけれど。それもホールインワンで全部帳消し」と、胸を張った父親。

美味しい1打を含めて、この日はハツラツと63の9アンダーをマークしたことも合わせて思い切って、この地元の“岐阜決戦”に臨んで良かった。今週は、“主戦場”のチャレンジトーナメントは「太平洋クラブチャレンジトーナメント 」と日程がかぶっていたが、すでに“今季2勝”の鈴木は現在チャレンジランク5位につけており、「来季の出場権は100%大丈夫」との“勝算”を掴み、あえて今大会の出場を選んだ。

「こうなったら、最低でもレギュラーでの準シードを狙いたい」。鈴木の言う“準シード”とは、今季から賞金ランキングの61位から75位までの選手に与えられる来季ツアー前半戦の出場権のことで、チャレンジトーナメントの賞金ランク上位9人の出場資格より、優先順位は上になる。

来月のマイナビABCチャンピオンシップは2009年にツアー通算8勝目を飾ったもっとも新しい勝ち星でもある。その“シード権”も今年が5年目の最終年となり、今回は貴之さんにバッグを担いでもらうつもりだ。
「息子にも良いところを見せたい」と4年ぶりのシード権の復活にも気合いが入る。
  • 記念のボールをゲットした幸運なギャラリーさん。良かったですね!

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