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アールズエバーラスティングKBCオーガスタ 2014

深堀圭一郎が夏休み明けのV争い!

雨続きの天候も3日目にはようやく夏を取り戻した芥屋で、45歳が頑張っている。
先の「ダンロップ・スクリソン福島オープン」で中嶋常幸と回る機会に恵まれたときに、言われた。

「今のお前の年齢が、選手として一番難しい時期だけどみっともなくても、とにかく自分のやるべきことに向かって歩いていれば、必ず何か見えてくるものがあるから」。

すべてを経験してきた大御所の言葉に励まされている。このオフは、そのための精神修行もしてきた。京都の家族旅行は妻の晶子さんの提案で、建仁寺へ。
座禅修行は「家族で僕が一番落ち着きがなくて、ひっぱたかれ過ぎました」とお父さんは苦笑いも、かつてパットのイップスで悩んでいたときにも座禅を組んだ経験があり、その際にお寺のご住職からいただいたお説教を思い出す、良いきっかけにもなった。

またオフの間のテレビ収録では“レジェンド”と良い対談も出来た。スキージャンプの葛西紀明氏はひとつ年下ながら、そのバイタリティには目も見張る思いで、「僕もまだまだダメじゃない。体は確かに衰えてもまだまだやれる」と勇気がわいてきた。

そして今週は開幕目前の月曜日には、メーカーのイベントで介した女子プロの上田桃子さんには、嫌味もたっぷり。「桃ちゃんには『男子は全然試合がなくて、やっと今週から開幕ですね』なんて言われて」と、歴代の選手会長としては、言われっぱなしに忸怩たる思いも、「僕には良いお休みになった。確かに、ここからやっと開幕」と、そんな新鮮な気持ちで、4打差の8位タイからV争いに挑む。

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