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〜全英への道〜ミズノオープン 2014

フィリピンのジュビック・パグンサンが単独2位浮上

いつも陽気な36歳が、上がりの2ホールで一気に差を縮めてきた。17番でバーディを奪うと、最後の18番のパー5はど派手なイーグル締めだ。

240ヤードからスプーンで2オンに成功したが、「1回で入れるつもりはなかった」。コブの上から急な下りの10メートルは、「寄せて2パットでと思ったのが入ってしまった」と、思いがけずにガッツポーズも飛び出した。

3日目も強い風。依然としてグリーンは硬く、速くて「とにかく安全に、フェアウェイキープ」と、徹底した安全策でボギーなしの65をマークした。

「良い相棒がいれば、なおさら良いプレーが出来る」と初タッグのパブロ加々見さんは、アルゼンチン生まれのキャディさん。息のあったプレーで一気にV争いに加わった。

36歳は、すでに12歳と1歳の二児の父。「明日は家族も応援に来てくれるんだ」と、目尻も下がる。悲願のツアー初Vは、ぜひ最愛の人の前で。今大会の上位4人には、全英オープンの出場権も与えられる。2012年以来自身2枚目のメジャー切符で家族をイギリス旅行に連れていく。

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