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seven dreamers challenge in Yonehara GC 2015
チャレンジ賞金ランキングトップの森本が“優勝”して手にしたもの!
“確かに、賞金ランキングという部分だけを見れば、現在1位にいますし、残り4戦の中で、仮にもう1勝できれば、来季のツアー出場も確実なものになると思います。でも、だからといって、これからの4戦で特別なことをする必要もないですし、やらなければいけないこともない。つまりは、いつもやっていることをやり続けるだけだと思っています”
今シーズン『グッジョブチャレンジ supported by 丸山茂樹ジュニアファンデーション』で、チャレンジトーナメント初優勝を飾ると、7月に開催された『南秋田カントリークラブチャレンジトーナメント』でも優勝。
その2勝が森本に確かな自信を植え付けていることに疑いはないが、2勝を挙げる中で森本のゴルフにも、大きな変化が現れているという。
“勝てなかったときは、どうしても勝ちたいという気持ちだけでゴルフをしていたように思えますが、1勝したことで試合の中での勝負所を自分自身で判断できるようになりました。今は攻める時なのか、守る時なのか。ただ単に気持ちを先走らせるのではなくて、そういった駆け引きの重要さを『優勝』によって、知ることができたのです”
つまりは、優勝争いをする中での戦い方のペース配分。自分との戦いだけでなく、相手を見据えて戦い、それを勝利へと結び付ける術を森本は手に入れたのだ。
“これからの残り4戦、あくまでも理想は最終戦を前に賞金王を決めておくこと…ですが、でもこれは、相手がいることなので、どうなるかはわかりません。見えないものを追うよりもまず、自分は自分のゴルフをしていくこと。そして、チャンスがあれば勝負所を見据えて、戦っていきたいと思っています”
13試合を戦ってきて、チャレンジ賞金ランキング1位にいる…という自信。森本は自然体で、まずは明日からの初日に挑む。