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松山英樹は「まだ何があるか分からない」(全英オープン2日目)

同じ組で回るリーダーとの差がどんどんと開いていく。松山は一時は5アンダーまでスコアを伸ばし、前半こそロリー・マキロイに懸念に食らいついていた。

しかし、2日間の平均飛距離は333ヤード。他の追随を緩さない圧倒的なパワーに加え、曲がらないショットで異次元のゴルフを展開するマキロイにとことん突き放されて、松山は通算1アンダーまで落ちた。

12番から再三の罠に、4つのボギーを打った。
15番のパー3では、バンカー目玉。ピンを背中にしてひとまず出すしかなかった。
17番では刻んだティショットがバンカーに捕まり、最後の18番でもまた・・・。ドライバーで打ったティショットを今度は左のバンカーに打ち込んで、上がりの連続ボギーが痛い。

「ゴルフそのものは悪くないけれど、入れてはいけないバンカーに入れたり、マネジメントでミスが多かったかな」。

独走首位のマキロイとは実に11打差も「まずは予選通過できたので。今日ミスした部分は、明日から取り返す」と懸命に前を向く。「残り2日、まだまだ何があるか分からない」と果敢に、週末のホイレークで上だけを見て歩く。

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