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ひまわりドラゴンCUP 2016

大堀裕次郎はショートホールでのバーディがショットの好調さを知るバロメーター

4アンダーの22位タイからスタートした大堀裕次郎が、最終日に65ストロークの7アンダーをマーク。トータル11アンダーの2位タイへと大きくジャンプアップ。
そんな右肩上がりのゴルフの背景には、『日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills』前後から持続している好調なショットがあるという。

「アイアンの距離感が自分のショットを左右する調子のバロメーターなのですが、番手ごとの距離感が今はイメージとバッチリあっていますし、自信を持って打てていますね」と、大堀は語る。
その言葉を裏付けているのが、今日のショートホールに現れている。
4つのショートホールのうち、3つでバーディを奪取。風や地形の高低差などもある中、自分のイメージ通りに選択した番手で、きっちりとバーディチャンスを作り出し、それを決めていった。

 また、昨日は不調であったパッティングも今日は好調で「昨日は、スライスラインがことごとく入らなかった。カップまでのラインをイメージしてしまっていたが、今日はライン上にスパットを見つけて、ラインはそのスパットを信じて打つだけ。大切にしたのはタッチで、そのように打つようにしたら、スライスラインが決まり出しました。ショットも良かったのですが、このパターが噛み合ってくれたことが、今後にも繋がるラウンドになったと思っています」

 好調なショットとイメージを変えて入り出したパッティング。次戦は来週のレギュラーツアー『ISPSハンダグローバルカップ』に出場する大堀の活躍が楽しみだ。

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