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ダンロップフェニックストーナメント 2008
松村道央が2位タイ浮上
この季節の寒さ対策に、ドライバーのスペックを変えたのもやはり先週。
シャフトを2.5インチ長くして、45.25インチに。
重量も軽くして、柔らかいタイプのもの変えたことが引き続き今週もピタリとハマった。
ピンチらしいピンチもなく、ボギーなしの3アンダーは首位と1打差の通算4アンダーに「飛距離も10〜20ヤードは伸びている」と、自信たっぷり。
今年7月の全英オープンで初のメジャー舞台を踏んだ25歳は、CS放送で海外のトーナメントを逐一チェックしているため日本ではまだそれほど知られていない強豪にも詳しい。
開催前から「ぜひ一緒に回ってみたい」とラブコールを送っていたアーニー・エルスは38位と低迷している。
そこで次なる“候補”として名前を挙げたのが、スウェーデンのヘンリク・ステンソン。
昨年の世界ゴルフ選手権「アクセンチュアマッチプレー」のチャンピオンにはかねてより興味があったという。
残念ながらというべきか、喜ばしいと言うべきか。3日目は松村が先週に引き続き2週連続の最終組で、前後で離れてしまったが、「どんなゴルフをするのか。目の前で見てみたい」。
ステンソンは、今週のドライビングディスタンスでも平均289.50ヤード(ランク4位)の飛ばし屋だが好調の今は、惑わされない自信もある。
しかし、今季初シードの新鋭は「最終組はあまり経験がないので、崩れなければいいのですが」と照れ笑い。
ぜひ上位で踏みとどまって、最終日こそ優勝争いで目当ての選手と直接対決といきたい。