ジュニアにも門戸を拡げ、7名が参加したこの大会。決勝へのアマチュア救済を受けず、見事、予選を通過したのが、小斉平優和と平石健太。最終日のベストアマの行方も、この2人に絞られていったが、3つスコアを伸ばし、トータル209ストローク、4アンダーでフィニッシュした小斉平優和が、見事、ベストアマの栄冠に輝いた。「この3日間、調子が悪く思い通りのゴルフができなかった。もっと努力して、恥ずかしくないゴルフができるようになりたい。そして、将来は世界で戦っていけるゴルファーになりたいです」
この小斉平、レギュラートーナメントの出場経験も豊富で、次戦のチャレンジトーナメント『elite grips・JGTOチャレンジⅢ』にも参戦するという。
ベストアマの権利として、レギュラーツアー『カシオワールドオープン』の出場権が得られることになっていたが、小斉平は既にアマチュア予選を通過し、この権利を持っていたため、セカンドアマの平石にこの権利が移行。平石にとっては、嬉しいプレゼントとなった。その平石は「ベストアマを取りたかったので、悔しい思いはあります。でも、この悔しさをバネに次に繋げていきたいです。また、レギュアラートーナメントへの出場は初めて。せっかく頂いたチャンスなので、ミスを恐れずにチャレンジしてきたいと思います」と語っていた。

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• 小斉平 優和