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三井住友VISA太平洋マスターズ 2012

松村道央は「今日は持ち味を生かせたラウンド」

賞金シードの確保を目指す松村は、「今日の前半は本当にひどかった」と振り返ったとおりに、最初の9ホールはボギー2つの2オーバーで折り返すなど、やっぱりこの日もショットの不振に苦しんだ。

「その中でも、持ち味を出せたラウンド」と、単独首位で出た初日よりも、前向きな言葉も出てきた。

「たとえば8番では上から4メートルのパーパット。ものすごく速い下りのパット。寄せるのも厳しいような」。
これをしのいだ。
「こういうのが今日は、3つ4つはあったけど。上手くしのいで、粘れたと思う」。
初Vから年間2勝を挙げた2010年にも通じるゴルフ。
「ああいう場面で粘れるのが僕のゴルフ」と、胸を張った。

5月から8試合連続の予選落ちを喫するなど、現在賞金ランキングも74位と苦戦の今季、このままだと最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」に出られない松村には、残り3試合という場面になって、ようやく復調の兆しだ。
来月15日に香織さんとの挙式を予定しているだけに、「このまま粘って最終日は上のほうでやりたい」との思いはなおさら切実だ。

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