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<訃報>佐々木久行さんが急死

95年の日本プロなどツアー通算3勝をあげているプロゴルファーの佐々木久行さんが、滞在先のタイ・バンコクで急死したことが分かった。享年48歳。

15歳からゴルフを始めた佐々木さんは、身長185センチの恵まれた体格を生かして、86年にプロ転向を果たすと、93年には長男を心臓疾患で失うなど、数々の試練を乗り越え94年の日本シリーズでツアー初優勝を挙げた。

95年には日本プロを制覇。“公式戦男”の異名を取った。

またその年、中国で行われたワールドカップでは、初日に当時大会レコードとなる62をマーク。この偉業をたたえて開催コースに「SASAKI」なる日本食レストランが出来たほど。合田洋プロと組んで団体戦では3位、個人戦ではアメリカのデービス・ラブIIIとプレーオフの末に2位に入り、世界にもその名を知らしめた。

米ツアーとの掛け持ち参戦を始めた翌年97年のダイドードリンコ静岡オープンで、通算3勝目。その後、日本ツアーではシード落ちと復活を繰り返しながら、最近はまもなく資格を得るはずだったPGAのシニアツアー参戦を目指して、タイでもトレーニングと調整の日々だったという。

葬儀は遺体が日本に戻ってから行われる予定という。

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