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青木功は、ホストVしか見ていない?!

ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメントは、いよいよ6日土曜日の開幕を控えて“ホストレジェンド”が揃って、意気込みを語った。

伝説のジャズトランペッターは、2年前に肩を痛めて、いまなおリハビリ中の身でありながら、昨日も、一昨日も大会に備えてゴルフの練習に励んだ。

おかげで、本業のトランペットが持ちにくい。
それでも、懲りずについクラブを握ってしまうのは、ゴルフを通じて、音楽の楽しさを伝えたいから。コンサートでよく演奏する一曲は「SMILE」。
今年の大会テーマとリンクする。

“こどもたちに笑顔を届けよう”。
2017年の大会スローガンを思い浮かべながら、「大会を通して、人と人のふれあいから生まれた笑顔を子どもたちにたくさん届けることが出来たら」。
そう語る日野さんが、期間中はいつも会場の片隅でインターバルを利用して、青空ミニコンサートを開いているのもそんな熱い思いからだ。

「いま、技術の発達とともに、世界中で文化が低迷しているでしょう? ゴルフを通して、文化を盛り上げていけたらいいな」。
世界に誇るプロ野球界のレジェンドも、しみじみと言った。
「ここまでやってきて、しんどかったけど続けて来て良かったよね」とは王貞治さんだ。

大会は今年もプロゴルファー28人と、著名人アマチュアのみなさん27人と、一般アマチュア56人が、2日間36ホールのストロークプレーで競い合う。
年々、盛り上がりをみせて今やこの時期の風物詩となり、もっと大規模なトーナメント形式にしてはというご意見や、出場希望者のウェイティングリストは年々ふくれあがるばかりでも、今は現状が精一杯の主催者は嬉しい悲鳴をあげるほど。

「何が起きるか分からない今の世の中、病気や災害で苦しむ子たちの何かお役に立てればとやってきたことで自分でも、こういうことがしたいという人たちも現れて、みなさん、違う形でスタートさせる方もおられたり、今まで続けてきて本当に良かったよね」と、王さん。

「…死ぬまでやりますよ!」と、日野さん。

「良い友人、良い出会いに恵まれて嬉しい」と、9度目の今年もまた、支えてくださるすべての方々に、感謝してもし足りない青木。
お世話になったさまざまな人たちのご意見なども取り入れながら来年、記念の10回大会は、ちょっと趣向を変えてみようかなどと、構想を巡らせればおのずとムクムクともたげてくる野望。

節目の前に「優勝したいなあ」と、世界のアオキの顔になった。「今まで試合で頂点は、何回となくきわめてきたから。ここでもう1回勝ったらどうなるんだろうって。そういう希望は持っている」。
今大会ではスポンサーとして、おもてなしに奔走しながらまだ一度も頂点を味わったことがない。
74歳。「その年齢で、おかしいよっていう言われるような。今年はそういうゴルフを見せてやりたいな」。
かたわらの2人の友人から、拍手とどよめきが起きた。
青木功が初優勝を狙う。
「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」は6日、7日に今年も千葉県の麻倉ゴルフ俱楽部でレジェンドたちが、日本中の子どもたちのために一肌脱ぎます!

※「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」の組み合わせなど、詳しい情報はこちらから!

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