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日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2018

堀川未来夢は「少しでもいいニュースを」

さわやかな笑顔でイメージも一新!!
3年ぶり2度目のシード選手として、帰ってきた宍戸はお隣の静コースも合わせてジュニア時代から、試合でも数え切れないほど経験を積んできた。

「高校時代から、回らしてもらって大好きなコースのひとつなので」。
メリハリのあるコースレイアウトがお気に入りだ。
「まず1番から6番でいくつか伸ばして7、8、9、10番と、難しいホールで耐えて、11番からまた取って、13番からまた耐えるという。はっきりと分かれているのでペースが作りやすい」。

初日こそ、序盤のチャンスホールで、外し続けてやっと9番で、右6メートルのバーディを奪うまでじっとパーは続いたが1日ボギーなしでまとめたばかりか、難しい上がりホールで魅せた。
「最後、取る気のない2ホールを、棚ぼたで獲れた」。
17番の長いパー4(481ヤード)は、右手前から10メートルを沈めた。18番では、6番アイアンを持った185ヤードの2打目をピン奥4メートルに置いて、連続バーディ締め。
「12番で上から1メートルのパーパットを残したくらい。それ以外はピンチなし」と、反らしたムチムチの胸板。
しかし連日の報道にはひそかにその胸を痛めている。
今も、ゴルフ部コーチの籍を置く母校がいま、不名誉なニュースで注目を集めている。
アメフト部の反則プレーで批判を浴びる。堀川も日大出身。
自身もオフは静岡の寮に入り浸りで、現役生を教える“指導者”としても、胸が痛い。
「悲しい気持ちです」。
母校についてしまったイメージを払拭したい。
「少しでも良いニュースを入れられるといい」。
OBとして、この状況を見過ごすわけにはいかない。

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