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ブリヂストンオープン 2016
松村が連覇を狙う、ブリヂストンオープンに2人の海外勢
同社が誇るホストプロ。米8勝、欧州1勝の実力者。3度目の出場となるブラント・スネデカーに加えて、今年は若きホープがやってくる。
まだアマチュアとして出場した今年のマスターズで21位タイにつけて、ローアマを獲得した。その後のプロ転向後は米二部のウェブドットコムツアーで初優勝を飾り、スター街道を駆け上がるのも、時間の問題だ。先月、23歳になったばかりのブライソン・デシャンボーが、日本ツアーに初挑戦する。
ジュニア時代から、2010年にカリフォルニア州選手権を制するなど、注目を集めた選手で、南メソジスト大学在学時の昨年は全米アマと、全米大学選手権で優勝。この2大会を制覇したのは、ジャック・ニクラウスやフィル・ミケルソン、タイガー・ウッズらに続く史上5人目の快挙と話題になり、今年のオーガスタでも一目置かれた。
若いながら、個性的な理論の持ち主は「ゴルフサイエンティスト」の異名を持ち、全アイアンのシャフトを37.5インチに揃えるなど見所の多い選手だ。
松山英樹の凱旋Vが話題となった先週に引き続いて今週も、この2選手を中心に、USPGAばりの白熱した展開が望めそうだ。