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フジサンケイクラシック 2017
昨年は遼越え?! 小斉平優和(こさいひらゆうわ)が「今年はさらに上を」地元の長澤兄弟にも注目!
「おそらくツアーに出られるのは今年これが最後。少ないチャンスを生かせたら」と意気込む。
日本ウェルネス高校3年時に出た昨年の今大会は2007年に当時、高校1年生で大会初出場を果たした石川遼の15位タイを上回る、嬉しい12位タイ。
富士桜は昨年よりさらに、42ヤード距離が伸びて総距離7566ヤードは、今年これまでのツアーの中ではダントツの最長コースだが、もともと飛ばし屋はものともせず「ここのグリーンも得意ですし今年は、去年よりさらに上を」と、V争いも視野に入れた。
ちなみに、写真の右側が小斉平。
左は大会の地元・山梨県出身の長澤奨 (ながさわしょう)。貫禄十分だがこう見えて、小斉平のわずか1歳年長の弱冠二十歳。
「30歳より下に見られたことがない」のが悩み(?)のこちらも新人。
「優和とは、ジュニア時代からのずっと仲良し」と、ひとつ下の幼なじみといざ、本戦へと行きたいところだが、長澤はマンデー通過とはいかず、30日水曜日の現状は、欠場者が出るのを現地で待つウェイティングリストの4番目。
大会初日もコースまで約1時間という身延の自宅から会場に来て、チャンスを待つ覚悟はあるが「今から4人も欠場する人がいるとは思えない。今回はダメですね」と残念そうに、4人兄妹の末っ子は「でもアニキは出られるんで応援に来ます!」。
10歳上の稔は、堂々のマンデー通過を果たして開幕前日のこの日水曜日は、こちらもまたジュニア時代からのつきあいという、やはり山梨県出身の2つ先輩で、シード選手の小池一平と練習グリーンで熱心にボールを転がしていた。
昨年に続く、2年連続の出場権も、「予選通過はまだしたことがない。今年はぜひ決勝ラウンドに進めるように頑張ります!」。
こちらは弟に比べて、ソフトな印象?!
「そうなんです、弟は4兄妹の中で、一番体が大きいんですよ」と目尻も下がった。歳の離れた可愛い弟にも、良いところが見せられるといい。