記事
中日クラウンズ 2016
2打差の2位に金庚泰 (キムキョンテ)
「自分でも、今日5アンダーを出したという気持ちはないのですが。思ったよりスコアが伸びた」と、最終日を前に、さらりと首位と2打差の2位につけた。
和合では、5度の出場で昨年の10位タイが最高。「得意というわけじゃないけれど、今年はいつもよりグリーンが柔らかくて、ウェッジで止められる」とチャンスにつけて、ひたひたと忍び寄った。
最終日は2打差で追いかける片岡。「初日、2日目と回ってショットも、パットも調子が良くて。どこからでもパーを拾っていた。今日のスコアを見ても分かる」と、相手に不足はない。
「明日は、最初の4ホールでスコアを伸ばせれば、勝負が出来ると思う」と、早めに仕掛けていくつもりだ。「相手にプレッシャーをかけるとか、そういうことを考えるより、自分が頑張ってまず伸ばす。そうでないと勝てません」。相変わらず静かに言った。