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フジサンケイクラシック 2018

池田勇太がまた富士桜でVチャンス

出入りの激しいゴルフも通算2アンダーで、順位を上げてきた。「難易度は高いが、コースは好き」。相性の良い富士桜で、大会初Vに挑むのはもう何度目か。

プロ転向後の今大会の成績は、8度の出場中4度のトップ10入りも、勝ちきれないままでいる。
10年は、2年連続の6位タイ。
12年は、17番で劇的バーディも、最終ホールで金庚泰(キムキョンテ)に入れ返されて、2位に。
14年には、深い霧にのまれて中断を挟んだ最終日に悔しい逆転負けを喫するなど、富士の麓に刻んできた数々の遺恨。

「みんなそう言うんだけど、だからなんだっていうの・・・?」。勝つ勝たないは、時の運。
「ゴルフはずっと悪くない。それが結果に結びつくかどうかの話でしょう」。過去の戦績を振り返るよりもやるべきは「まず、目の前の試合をこなしていくだけ」。
四の五の言わずに、黙々と頂点を目指して歩く。

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