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太平洋クラブチャレンジトーナメント 2016

優勝争いはお互いを褒め合う戦いに!丸山大輔が見事今シーズン2勝目を飾る

優勝した丸山大輔
チャレンジトーナメント第14戦『太平洋クラブチャレンジトーナメント』(賞金総額1,000万円 優勝賞金180万円)は、4位タイでスタートした丸山大輔が66ストローク5アンダーをマークして今シーズン2勝目を挙げた。

最終日のプレーを振り返り「コースの難易度は高かったですね。しっかりした展開でいけば、スコアは出るものだと思いながらプレーをしました」と丸山。
昨年出場した『日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯』は、今週と同じ会場だった。「あの時は予選落ちを喫してしまったので、今回はリベンジをしたかった。いつもはコースを覚えないのに、なぜかこのコースだけは1ホール1ホール鮮明に覚えていた」と優勝への要因を明かす。

優勝という最高の形でリベンジを果たした丸山は「今週はクラブも調整することができて、ティーショットがすごく良くなった。特に昨日のプレーは完璧でした」と話す。

最終日を共にプレーする塚田好宣と吉永智一が序盤からバーディーを奪っていく。「ホールを重ねる毎にギャラリーも増えていって、塚田さんも5〜6mのパーパットを何度も捻じ込んできましたから」と2人のプレーに刺激を受けた。「とにかく俺は2人のように派手なバーディーではなくて地味にバーディーを獲っていこうと思って」と慎重にそして冷静にプレーを進めていった。

一番の転機となったホールは15番ホールだという。後半は優勝へのプレッシャーもあった中、なかなかバーディーを獲れずにいた丸山。「塚田さんがしぶとくも16番、17番でバーディーを獲って追い上げてきましたからね。あの(15番)長いパー4でスコアを落とさなかったことが一番大きいですね」と話した。

そして何よりも優勝争いをしている最中でも「楽しかった。2人とも仲がいいので本当に楽しくプレーできたよ。最初から最後まで皆が“褒め殺し”だったしね(笑)」と振り返って笑顔がこぼれた丸山。

この優勝で賞金ランキングも2位に躍り出た。1位を走る塚田好宣とは僅か\50,600の差。
最後の最後まで丸山と塚田の賞金王争いから目が離せなくなった。

  • リーダーズボードの前でガッツポーズ!
  • ラインを読む丸山
  • 修正したティーショットでフェアウェイを捉える
  • 最後はお互いの健闘を称えた

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