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ジャンボ尾崎インタビュー〜昨年大会を振り返って&今大会への思い
A,「これについてはただ、自分がこれまでひたすら勝ちたいと思い続けて やってきたと いうだけのこと。どんどん勝ちにこだわってやってきた結果がこうなっただけであっ て、結果としての話。1回から30年経った30回でも…ということに特別な思いは無い が…でも、そうだな考えてみると結構、この大会も節目節目で勝っている。(第1 回、20回、30回大会)なにか運というか、縁起めいたものを感じる。自分の50勝、 100勝という節目の時もそうだったけど、自分にはそういう運がある。そういうこと を信じながら、ひたすら技を磨いていく。技だけじゃなくって同時に心も磨 いていく。勝ち続けていられるのは、そういう積み重ねの結果なんだと思っている」
Q,また昨年は同時に、ご自身の持っていたツアー最年長Vの世界記録も更新 しましたが、 こちらについてもどうお考えですか?
A,「それについても特別な思いは持っていない。単なるひとつの通過点。 まだまだ現役で やっている以上、これからもひたすら勝ちにこだわっていくだけのことだと思ってい る」
Q,今大会でこれまで7勝していますが、尾崎選手にとって、このANAオープ ンは どういう大会ですか?
A,「やっぱり、そういう意味では自分にとってはいろいろな思い出のある 大会。 これまで数々の名勝負を繰り広げてきたし、7回も勝ってきているから。自分には他 にもいくつか相性のいい大会があるけど、自分にとっては感慨深く、大事な大会の一 つ。もちろん自分にとってはすごく重要で意味のある大会になっている」
Q,同じく、これまで7勝はいずれも札幌ゴルフ輪厚コースでの勝利となっ ていますが、 ANAオープン開催コースの札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースには、どういう印象をお持ち ですか?
A,「うん、不思議とあそこに行くと自分のゴルフを取り戻せる。打ってい くイメージが 自然と出てくるコース。まあやっぱり自分が数多く勝っているコースっていうのは印 象も 強いし、好きなコースになるね。あのホールは1打目をあそこ、次はあそこっていう のが すっと出てくる。そういうコースではやっぱり自然と攻撃的なゴルフが出来るもの。 攻撃出来るくらいに好きなコースだね。昨年運命を分けた17番ホールも、昔に比べ て左の木もずいぶんと高くなったし、アクシデントもあるしね。印象が強いホールの 一つだ」
Q,今年の2003ANAオープンに向けての抱負を?
A,「今年は前半がダメだったから、8月の2週間の休み以降、秋に向けてそ ろそろ立ち 直してきっかけ作りをしていきたいね。これから秋の大きな大会が続いていくから、 このANAオープンで勢いをつけていきたい。あとは今年前半戦の不甲斐ない成績を取 り返していくだけ。そういう意味では自分にとってはANAオープンは重要な1戦にな るね。」