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中日クラウンズ 2018

今季初参戦の新顔!! 新婚の狩俣昇平が首位と3打差

趣味は中学時代にちょっとかじったヒップホップダンス。今季ファイナルQTランク5位で本格参戦を始めた新顔が、初めての和合でノリノリの65を出した。
初日から、延々と1番ティから出るワンウェイのスタートはこの日、最終組のひとつ前で、クラウンズブルーのパンツと、目も覚める黄色のシャツは「今週のピンフラッグの色」。
夕暮れの空の下でど派手なウェアに加えて、結果でも目立った。
「パットも良かったがここはショットも良くないと、スコアが出ないコース」とぴたぴたとチャンスにつけて、8番から4連続バーディを奪った。
首位と3打差の5位タイで決勝に進んで、若妻と喜び合った。

先週の日亜共同主管「パナソニックオープン」は、月曜日の予選会から出場権をつかんだ。今週の中日クラウンズもまた、シード選手でさえ出られるかどうかという敷居の高さも思い切って会場に来て、欠場者が出るのを待った。
この2週とも、今季からチャレンジトーナメント改め「AbemaTVツアー」と日程が重なり、苦汁の決断をしただけに、滑り込みのエントリーにはなおさら上昇志向も強くなる。
「先週も予選を通れたけど、決勝で上にあがりきれなかった。明日からまた雰囲気は変わると思うが、せっかく来たから頑張りたい」。

2人の兄も、プロゴルファーというゴルフ一家。兄の影響で小1からクラブを握り、高校から故郷沖縄を離れて兄2人も通った福岡県の柳川に進学。
卒業翌年の2011年にプロ転向して、12年の関西オープンでツアーデビューを果たした。

初めてツアー切符を獲得した今季、いまは家業を継ぎ、コーチをつとめてくれる兄2人に加えて家族にまた一人、プロゴルファーが増えた。
3月に女子プロの嶋田江莉さんと入籍。「会場に来られるときには、いつも必ずついて歩いてくれる」。
妻の献身にも応えたい。

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