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石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament 2016
狩俣昇平、J・チョイの2人は最終18番でチャンスをものにできず、2位タイ
そして18番ホール。すでに前の組でプレーしていた塚田好宣は5アンダーでホールアウトしていた。狩俣はピン左手前5メートルに2オンして、バーディチャンス。しかし、バーディパットを「上りの傾斜が思ったより強く、ミスパットもして」1メートル半ショート。パーパットは無情にもカップのふちを通過して万事休す。「パットをオーバーすることを恐れた。情けない」と悔しさをにじませた。それでもelite grips challengeでは4位、今回は2位タイと着実に勝利に近づいている。
首位でスタートしたJ・チョイ(米)は、5番ホールダブルボギーを叩いて、首位からすべり落ちると、その後は1バーディ、1ボギーとし、通算4アンダーで最終ホールを迎えた。1メートル半の絶好のバーディチャンスにつけ、すでに5アンダーでホールアウトしていた塚田好宣に並ぶ好機だった。しかし、バーディパットはカップの手前で無情にも切れ、パーで終わった。「思ったところに打てた。今日は1日中パットを思ったところに打てていたが、逆に切れたり、カップにけられたり、ついていなかった。雨の影響かな。ダブルボギーを打った後もずっとバーディを獲るように我慢していたのに」結果は優勝に1打届かず、2位タイに終わった。
狩俣、チョイの2人はくしくも18番ホールでバーディチャンスにつけながらも、チャンスをものにすることができなかった。この悔しさを糧に次のチャンスはものにしてもらいたい。