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HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2018

今年もちばるよ〜

大会が地元沖縄に移って2年目の大会で、今年もホストプロの兄弟が力を合わせる。
宮里兄弟が「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」で地元での活躍を目指す。

大会主催の「パシフィックゴルフマネージメント株式会社」と、サポート契約を結んで6年目の弟・優作、そして4年目の兄、聖志は13年に、賞金シードを失い今年もまた、推薦を頂いての出場である。

「今年一番、頑張りたい試合。もちろん、優勝したい」と意気込むのは当然だが、おかれた現状を思えば同時に謙虚な気持ちになる。

決勝ラウンドを戦ったのは、開催初年度の13年だけ。そのあと大会では昨年まで5度続けて週末に挑めず「4日間やらないと意味ないので、まずは予選通ってですね」。

昨年、日本ゴルフツアー機構(JGTO)会長の青木功が監修に入って、全面改修を済ませた開催コースの「PGMゴルフリゾート沖縄」は、青く透き通る東シナ海を見下ろすその景観とは裏腹に点在するハザードと、吹き上げるしまんちゅの風が選手たちに牙を剥く。
「コースが難しいので耐える感じになる。キレずに我慢できるか」(聖志)。

そして賞金王の弟。今年は序盤から積極的に海外で戦ってきた優作だが土産に持ち帰ってきた腰痛がようやく癒えたのはつい最近で、国内では帰国初戦の日本オープンから2試合連続の予選落ちを喫しており、まだ存在感が出ていない。

妹の藍さんが、現役引退を表明した昨年は、勝つしかない厳しい条件下で迎えたシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で6打差の圧勝を飾って、鮮やかな逆転キングを決めた。

そして、今年は藍さんが結婚。
兄も今年、地元でお祝いムードを加速させたい。
今大会は15年の11位タイが最高で、開催コースが沖縄に移された初年度の昨年は、12位タイだった。
「ホストプロとしてまずは優勝争いをしたいと思う。地元の皆さんに良いプレーをお見せできるように一生懸命頑張ります」。

それぞれに健闘を誓ったホストプロの兄弟だ。

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