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桑田さんも待ちわびる! ISPS HANDA ニュージーランドオープンは9日に開幕
それにつけてもクイーンズタウンのミルブルック・リゾートと、ザ・ヒルズと開催2コースの美しさは今年も格別。
選手会長は2度目の出場。「ニュージーランドは景色も、空気も良くて大好き」と宮里優作もしみじみと、「なんといっても人々が優しく暖かい。僕らJGTOの選手がゴルフと大会を通して、日本との架け橋になれれば最高」と、思えばなおさら「やるからには優勝を狙います!」。
2014年の日本ツアー選手権の覇者。竹谷佳孝も「何度でも来たい」と、この国に惚れ込んで早3年。ただし、今はまだオフの調整真っ只中の段階でゴルフは「手探り状態。あまり大きなことは言えないですが、自分のスタンスを守ってこつこつと、虎視眈々と上位を狙っていきます!」。
熊本出身の新婚さん、永野竜太郎が語る、ニュージーランドの魅力は・・・。
「一言で言うとナチュラル! だから自分のゴルフもナチュラルになれる」と、雄大な景色にも溶け込み自然体で、初優勝を狙っていくつもり。
「日本のおもてなしも好きだが、この国のホスピタリティも好き。ゴルフに集中できる環境で、アマチュアの方と楽しみながら、上位を目指したい」。
大会は、4日間ともアマチュアの方とラウンドしながら、互いに成績を競い合う変則競技である。
元プロ野球選手の桑田真澄さんが今年、出場を決めたのは、ワイン通の桑田さんの趣味が高じて、数年前からニュージーランドのワイナリーに通い詰める中で、元駐日大使で大会の特別アドバイザーをつとめるイアン・ケネディ氏から、トーナメント参加への熱心なお誘いを受けたから。
本戦で一緒に回ることになった武藤俊憲のことは武藤の師匠で、桑田さんの高校時代の同期でもある谷口徹からも聞いていたそうだが「実際に会ってみて、人間的にも素晴らしい選手だと思った」と、さっそく惚れ込んだ。
「緊張しますが明日からのラウンドがとても楽しみ」と心弾ませながらも「僕は死ぬまで野球人。プロゴルフの大会からもたくさんの事を学ばせてもらって、これからの野球界に貢献できたらと思っています」。
ジャパンゴルフツアー選手たちにとっても貴重なこの機会。
ゴルフ界としても、桑田さんから学ぶべきことはきっとたくさんある。