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全英オープン開幕直前、松山英樹は「0でも100でもない」

いよいよ、全英オープンが幕を開ける。世界ランク2位で今季のメジャー第3戦を迎える松山英樹は、直前の最終調整で、宮里優作と9ホールを回り、やっと重い口を少し開けたが、「何も思っていない。0でも100でもない。いつもどおりにかまえています」。

日本勢として、初のメジャー制覇の期待がかかるが本人は、いつものようにいたって冷静だ。この2週間は、ずっと欧州に居座り時差や気候の変化にも慣れてある。先週は、ウィンブルドンテニスのロイヤルボックスで観戦して「完全に場違いですよね」と、笑わせてみせた。

予選ラウンドの組み合わせは、全米オープンを制したブルックス・ケプカと、地元イングランドの出身で、欧州随一のトミー・フリートウッド。「良いプレーが見られると思うので、良いプレーで返したい」。

ちょうど、自身20試合目となるメジャー大会。「でも(全英は)トップ10が1回だけだから、ちょっとは頑張りたい。初日は良い形でスタートしたい」。静かに言った。

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