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第12回谷原秀人ジュニアクラシックを開催(8月17日)

今年で12回目を迎えた谷原秀人ジュニアクラシックが広島県福山市にある松永カントリークラブで開催され56人の小学生が日頃の練習の成果を競い合った。

この大会は昨年まで、初日にスナッグゴルフの部が、そして2日目にゴルフの部が行われていたが、今年はスナッグゴルフ全国大会の広島地区予選会としてスナッグゴルフの部が5月に開催され、ゴルフの部がこの日に開催された。

大会名に名前が冠されているように、スナッグゴルフ広島県予選会のごとく谷原秀人のサプライズ登場、と行きたいところだったが、欧州ツアーに参戦中の谷原は残念ながら登場することができず、その大役を任された仲間たちが、谷原に代わって大会を盛り上げた。

東北福祉大ゴルフ部時代の繋がりで谷口拓也、藤本佳則、塩見好輝、自身のコーチの阿河徹、そして開催コースの松永カントリークラブから育った小西健太が、約4時間に渡りプレーを終えて練習場にやってくる児童たちに、細かく丁寧な指導を行ったほか、今年の表彰式のプレゼンターは塩見好輝が務め、先輩たちからの細かなツッコミに動じることなく、しっかりと表彰状を読み上げて厳かに授与を行った。

広島県は言わずと知れたスナッグゴルフの強豪地区で、スナッグゴルフを始めた子どもたちが、すぐにゴルフにステップアップする環境にめぐまれており、この大会にスコアラーや競技進行でボランティア協力した如水館高校ゴルフ部員の中にも、スナッグゴルフ出身者がちらほら。高校1年の石田くんは自身が御調中央小学校4年の時に、スナッグゴルフ・スクールセットの寄贈を受け、上平栄道がゴルフ伝道師で訪れており、石田くんもしっかり記憶していた。

この日の大会に参加の小学生の中にも、7月のスナッグゴルフ全国大会に出ていた児童も数名がんばっていた。

尾道市出身の谷原は、このような大会で地元の小学生がゴルフで競い合う環境を提供しているほか、市内の小学校にスナッグゴルフ・スクールセットを寄贈するなど、積極的な社会貢献活動を推進している。

前述の石田くんがスナッグゴルフをきっかけにゴルフにステップアップして、高校ゴルフ部に進んでいるが、その御調中央小学校のスナッグゴルフ用具も谷原からの寄付である。

今は亡き父とゴルフを始め楽しみ、今日の活躍がある谷原にとって、親子や祖父母の三世代でプレーできるゴルフの普及には精力を注いでおり、尾道から、そして広島県から、谷原をこえる逸材が出てくることを、大会を支えるみなさんが期待している。

<第12回谷原秀人ジュニアクラシック成績上位> パー72

●4-6年生男子
優勝 梶谷駿 71
2位 北條陽雲 73
3位 藤田一平・髙山大維志 74

●4-6年生女子
優勝 井ノ下愛華 71
2位 柳藍佳 78
3位 龍本奈月 79

●1-3年生男子
優勝 中上遼真 68
2位 川内勝矢 75
3位 亀田悠生 78

●1-3年生女子
優勝 小田祐夕 73
2位 井上翠唯 87
3位 佐々木花虹 90

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