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JGTO第6回定時社員総会が開催される(3月19日)

一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)は3月19日・月曜日に、都内で開催した第6回定時社員総会で、2018年度の役員改選を行い石川遼が、JGTO副会長に就任した。
同会長は、青木功が再任。2期目の続投が決まった。新役員の任期は、2020年までの2年(※下記、新役員一覧参照)。

石川は今年1月にやはり史上最年少で、ジャパンゴルフツアー選手会(JGTPC)の選手会長に就任したばかり。
このたび、さらなる重責を背負うことになり、「ゴルフ界は先行きが見えない状態。改善すべき点はかなりある。選手会をまとめる役割としても、不安があった」とこの日は総会前に、JGTO会長の青木と2人きりで、約1時間ほど話し合いの場をもうけたという。

「ゴルフファンと、ゴルフ界を支えて下さる方々と、次世代の選手をまず大事に、この3つの要素が盛り上がっていくような施策を自分なりに考えてきた。絶大な信頼力がある青木さんに、お時間を割いていただき、アドバイスを頂いた」という。

会長の青木も、2016年にJGTO会長に初就任してから「この2年でいろいろな勉強をさせていただいた」と75歳と26歳の“トップ会談”では互いに意見を持ち寄り「2人でほぼ同じ方向に向けているという確信が得られた。有意義な時間を過ごさせていただいた」(石川)と、来月にも迫った国内開幕に向けても互いの足並みを、いっそう揃えることができたようだ。

「自分は1期目での良い経験を生かして、孫みたいな選手会長と一緒にさらに先に進めるのではないか。思っていた以上にゴルフ界を賑やかに、華やかに、今までと違った風を、遼と吹かせることが出来るんじゃないかという希望に胸が膨らんでいる」と、青木。

石川も「青木さんを大きな支えに良い方向に進んでいけるのではないかとワクワクしている」と語り「トーナメントを開催していただいているスポンサーの皆様にも満足していただけるツアー作りを、また“ゴルフって楽しそう”“初めてみたい”と思う方が、一人でも増えていくゴルフ界にしていきたい。今後も選手会とJGTOで協力して、皆さまに喜んでいただけるツアーにしていきたい」と総会後の会見で、青木と力強く声を揃えた。

2018年JGTO新役員一覧
<会長>
青木 功 (プロゴルファー 永久シード)

<副会長>
蛇草 真人 (GTPA/日本ゴルフトーナメント振興協会 専務理事)
石川 遼 (ジャパンゴルフツアー選手会会長)★

<常務理事>
佐々木 孝悦(事務局長兼務/株式会社マーク・コーポレーション特別顧問)

<理事>
大西 久光(ゴルフ緑化促進会 理事長)
橋爪 健康(前吉本興業株式会社 代表取締役副社長)
大多 亮(GTPA/株式会社フジテレビジョン 常務)★
川合 敏久(GTPA/日本ゴルフトーナメント振興協会 主催者会議議長、株式会社CBCテレビ中日クラウンズ シニアアドバイザー)
永田 圭司(公益財団法人日本ゴルフ協会 副会長)
立木 範明(公益社団法人日本プロゴルフ協会 管理・統括本部本部長)
深堀 圭一郎(ジャパンゴルフツアー選手会 副会長)★
薗田 峻輔(ジャパンゴルフツアー選手会 副会長)
杉田 亮毅 (株式会社日本経済新聞社 参与)
野村 修也(中央大学法科大学院 教授、森・濱田松本法律事務所 弁護士)
渡辺 司 (プロゴルファー)
佐藤 信人 (プロゴルファー)
田島 創志(プロゴルファー)
宇治 重喜(株式会社ビザビジョン 相談役)★
村田 一治(有限会社青木功ゴルフ企画)★

                        

         計19名

<監事>
道垣内 正人(早稲田大学法科大学院 教授、東京大学名誉教授、長島・大野・常松法律事務所 弁護士)
森 公高(日本公認会計士協会 相談役 公認会計士)
                        

         計2名

<名誉会長> 海老沢 勝二
<特別顧問> 尾崎 将司
<相談役>  中嶋 常幸
<相談役>  丸山 茂樹
<顧問>   小泉 直

(敬称略、★印は新任)

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