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i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘 2018

史上初の快挙はならず 宮里美香は通算1オーバーでフィニッシュ

「惜しかった」の一言に尽きる。宮里美香自身にも確かな手応えはあった。この日は1アンダー38位タイからスタート。この日は距離的に鬼門となる10番からのスタートで、いきなりボギーとしてしまうものの、直後の11番でバーディを奪取。難しい17番パー3でもバーディを奪い、前半をイーブンパー、トータル1アンダーで折り返した。

「前半を1オーバーで折り返すのとゼロとでは気持ちの面でも全く変わりますから。後半は1番でバーディが入っていたのがカップに弾かれてしまって。でも次のホールでバーディが獲れて。6番のダボはもったいないですけれど、ゴルフの内容は良かったと思います」。

宮里曰く昨日と比べて距離が長いということに抵抗がなくなっていたと言う。
「凄い怖い慣れですよね。女子の試合に出たら変な感じがするかも。でも男子の試合に出て、距離の長さは本当に感じましたし、ピンポジに関しても、こんなところに切ってくるんだと思ったりもしました。どうしても自分目線で見ちゃうんですが、男子の飛距離だとこう言うピンポジになるんだろうなと思いながらやれたことが、すごく勉強になりました」。

今シーズンは国内を含め女子の試合に出る資格を持っていない宮里だが、この2日間を経て、どんな状況でも戦えることを再確認できたと言う。来月には全米女子オープンの予選会を控えているだけに大きな自信を得ることができた。
「せっかく出場させてもらえたので、いつかリベンジはしたいですね」。

挑戦することが好きだと言う宮里らしい言葉と笑顔で2日間のプレーを締めくくった。

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