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i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘 2018

宮里美香が国内男子ツアー女子選手初のアンダーパーを記録!

宮里美香は落ち着いていた。男子ツアーという違和感を全く感じることなく自らのプレースタイルを貫いた。朝7時ちょうどにティオフした宮里は3バーディ、2ボギーの1アンダー71でラウンド。38位タイと目標とする予選通過に向けて上々のスタートを切った。国内男子ツアー(ツアー・チャレンジ)での女子選手のアンダーパーは初めてのこと。

「2ホール目でバーディがきて気持ち的に安心できました。前半は拾って拾って、そしてチャンスがあったらという想定通りのゲーム運びができました。後半もなかなかグリーンに乗りませんでしたが、11パットでなんとか凌ぐことができましたね。80点、90点くらいはあげてもいいような内容だと思います」。

宮里にとっての鬼門は10番ホールだ。494ヤードあるパー4だが、2打目は約240ヤードが残ってしまう。「ここは完全に無理です!」と笑いながら話すが、ゲームプランはしっかり頭の中に描かれている。このホールを宮里はパー5だととらえている。「ボギーでもパーだと思うようにして、うまくいけば4であがれるかなと。あとは残りのパー5で獲ることができれば。そう考えていかないと自分にどんどんプレッシャーをかけちゃうので」。
柔よく剛を制すとはよく使われる表現だが、今日の宮里のゴルフはまさにそれに値する。飛距離面では絶対的に不利なはずだが、フィールドが決められている以上、そこで割り切ってやれる強みもある。ただ、そのためには強靭な精神力も必要になる。日本女子オープンを2度制した実力は伊達では無い。予選通過という快挙に向けて、明日は11時30分に10番ホールからスタートする。

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