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谷原、宮里、池田は大苦戦/全英オープン2日目

2日目は早くから、コースに出た3人は強風に翻弄された。イーブンパーからスタートした宮里優作は「ショットがコントロールできない。パットもタッチを合わせるので精一杯。風がクロスに吹いてくる。ボギーは出るとは思ったけど、打たない様にしたかった…」。

リンクスの風が、大事な2日目に牙を剥いた。

距離を出そうとすれば、持っていかれる。
低い球を打てば、固いグリーンに止められない。
「振り感は良いんだけど、右からの風が強くて距離感を出せなかった。風にぶつけることを覚えないと戦えない」。

なんとか操作しようとした中での8番の3打目は、シャンクした。
「低く打ちたくて、手元が前に出た」。バンカーに入った。そこから3メートルにつけたが、「グリーンも風をうけてだめ」と、前の7番から痛恨の連続ダブルボギーを打った。
ここロイヤルバークデールに来てから初めて経験する風に制御不能に陥った。
「リズムを崩した。ミスの時は、ボギーで上がるようにしないと精神的にね。ダボを打たないことが大事」と、17番ではだめ押しのトリプルボギーに反省しきりだ。
この日だけ、一気に12打余分に打った。
「練習ラウンドも、このくらいの風で出来たら違ったのか。セッティングも含めてまた考えます」。
2年連続3度目のリンクスコースに今年も課題を残した。

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