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〜全英への道〜 ミズノオープン 2015

高山忠洋も、いざ10年ぶりの聖地へ・・・!

この日最初のバーディは、そこから3連続の契機になった4番パー4。「乗りゃーいい、と打った221ヤードの2打目が、3番アイアンで入りかけ」と、アゲンストの風をうまく利用した10センチのOKバーディや、17番は、ラフからフライヤーと、フォローの風を読み切って、ウェッジで右手前5メートルにつけた177ヤードの2打目など、相当こなれた風なプレーぶりも、本人はクビをかしげる。

「僕の中では、調子は良くない。ミスしたら、狙いよりも5ヤード右に出る感じ」と、ショットの不振を抱えている。
新しいボールを使い始めたのはこのオフ。しかし、「開幕までに間に合わずに」。それなら、クラブをボールに合わそうと、春からすでに10本以上のドライバーを取っ替えひっ替え。
「シャフトのトルクを絞ったり、先端をカットしたり、小刻みにロフトを立てたり。メーカーには超迷惑をかけている」と、契約を結んで2年目になる本間ゴルフのみなさんには恐縮しきりで、「今日の朝も、練習場に3本持って行った」。結果的には1本しか試さずに、コースに出て行っても、不安で準備しておかずにはいられない状況という。

「それだけやってもまだまだ上半身と下半身のタイミングが合っていないというか、そういう状態だから、今日はただスコアを上手くまとめられただけ」と、通算9アンダーは3位タイにも控えめだ。

初の聖地はまさに、2005年。5年に1度のセント・アンドリュースは、これまで3度の挑戦の中でも、初出場を果たした「思い出のコース。ぜひもう一度、行ってみたい」とその気は満々でも「こんなショットで通用するとは思えない。今日もしっかり練習して調整して明日も良いプレーが出来るように」と、いよいよ最終日に備える。

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