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ISPSハンダグローバルカップ 2016

優作ダンス、流行らせる?!

今週は選手会長が歩くところ、必ず選手たちの輪が出来る。ひとしきり労いを受けたあとに、必ず先週の再現が始まる。みんなが真似をして踊る。腰をフリフリ、優作ダンス!?

5月の最終予選会を突破して挑んだ先週の全米オープンは、初出場にして決勝ラウンドに進んだ。「みなさんに、良い情報をお届けすることも出来た」。
4日間で2つのイーグルは、特に最終日の14番だ。

2打目を直接カップに入れて、踊った。アイアンを刀にしてさやにおさめるポーズのあと披露した、ノリノリダンスは実は、お手本があった。

スペインのミゲル・アンヘル・ヒメネスが、よく披露するダンス。前夜にそれをたまたま、ネット動画で見ていた優作は「それがなんか印象に残っていて。思わず出てしまった」と、後でちょっぴり照れた。
「試合で踊ったのは初めて」と、世界最高峰と言われるメジャーの魔法にかかった。

就任時に「ファンサービスの向上」を公約のひとつに掲げた新・選手会長は、メジャーの大舞台で臆することなく、それを実戦してみせた。「もう少し上位で闘いたかったけれど。みなさんに喜んでもらえたのは良かった」。

谷原と同様に、前夜に帰国したばかりの強行軍は、しかし「飛行機の中であえて寝ないで、帰ってからよく眠った」と、22日のプロアマ戦は時差ボケも何のその。
インターバルの練習グリーンで、「これから流行らす?」と、やはり見様見真似で腰を振る、先輩の手嶋多一と大笑い。今年の舞台となる石川県の朱鷺の台カントリークラブは、数ホールで「2オン出来るパー5がある」といい、しかし例のダンスは「ホールインワンか、セカンドを入れた時にやろうかな?」。
今週も、希有なシーンが見られるか?!

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