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カシオワールドオープン 2016

高山忠洋が3位に浮上

2011年大会の覇者が、黒潮での戦い方を思い出した。「前半はフィーリングが悪かった」というパットが、鍵になった。

8番で、思いついた。「あまりにも入らない。もっと足幅を広く構えてみよう」。従来の狭いスタンスから徐々に足を広げてついに大胆に、肩幅よりさらに少し広めに構えてそのことで、ボール位置も今までより左寄りになったことで、やにわに「タッチが合ってきた」。
次の9番では2メートルを気持ちよく沈めて、勢いづいた。そこからの猛チャージは、17番で10メートルをねじ込み、この日6つめのバーディで、優勝争いに加わった。

道具へのこだわりが強くて、クラブは毎週、2セットを会場に持ち込み、パターは今週も10本以上。その中から選りすぐりのピンタイプが、好スコアをもたらした。

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