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SMBCシンガポールオープン 2016
大堀裕次郎が滑り込み! 今平周吾は無念の欠場
腰の痛みはこの日、朝から次第に強くなっていき、早朝の練習場ですでにピークに。歩くのもつらい状況に、今平は本当にギリギリまで迷っていた。逡巡は午前のイン最終組の9時30分にスタートコールがかかって、ティーグラウンドに立つまで続いた。
2度、3度と素振りを繰り返して感触をみたが、「・・・止めます」。その場でスタッフに申し出るしかなかった。あまりの痛みにまさに這うように、ティーグラウンドを降りてきた今平が、バトンタッチをしたのが大堀だ。
現地ウェイティング制度を利用して、じっと出番を待っていた。土壇場で一つ年下の選手から譲り受ける形となった出場権も、初日は8オーバーと出遅れた。
巻き返して、翌週の「レオパレス21ミャンマーオープン」までに「きっちり治療して出直します」と言い残した今平との再会時に、良い結果を報告したい!