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JGTO Novil FINAL 2014
竹谷佳孝に続け!チャレンジは世界につながっている
現在チャレンジ賞金ランキング1位は、今平周吾。しかし、2位の甲斐慎太郎とは30万も差がなく、最後まで予断を許さない。下位の選手にも逆転のチャンスがある。チャレンジ賞金ランキング1位の選手には来年1年間のツアー出場権が与えられ、また2位から9位までの選手には来年の第1回リランキングまでのツアー出場優先権が与えられる。したがって、チャレンジ賞金王争いもさることながら、9位までの枠を争う戦いにも注目したい。
賞金王争いのチャンスがあるのは、5位の鈴木亨まで。ただし、1位の今平が予選落ちすることが前提で、自力で逆転のチャンスがあるのは甲斐だけ。3位のP・ウィルソン以下の選手は、条件付となる。
8位の秋吉翔太、9位の宮里聖志は正念場だ。2人とも獲得賞金が320万円台で、10位の稲森佑貴とは約30万円しか差がない。お互いの順位次第でランキングの順位も変動する可能性がある。
選手にとっては、厳しい戦いを強いられることになるが、ここを踏ん張ってこそ、道が開けてくる。昨年の大会を優勝した竹谷佳孝は、チャレンジ賞金ランキング2位となり、今年のツアー出場優先権を手にし、そして見事日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップで優勝を飾った。その後はWGCブリヂストンインビテーショナルに出場するなど世界に飛躍して行った。つまり、チャレンジは世界にもつながっているのだ。ぜひ、ほかの選手も竹谷に続いていって欲しい。