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HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2018

負けた片岡大育はノリスを称えて「お見事でした!!」

伊能さん、見てる?! 来週は元気に会いましょう
先週に続いてまた、最後まで目の離せない好ゲームを演出したのは片岡。ひとつ後ろの最終組で、伸び悩むノリスを射程に捕らえたのは後半11番。

「今日は風が強くて。難しい中で、優勝争いという意識は出来なかった。完全集中でやっていた」と、14番では難しいバンカーからやっと4メートルに乗せたバーディパットも決まった。

もつれながら突入した最後の18番パー5は、グリーンを狙った2打目がわずかに届かず、手前の深いバンカーに落としても、ピンまで距離のないアプローチはみごとに寄った。
OKバーディで1差の首位でスコア提出所に入って、最終組の結果を待った。

ノリスの劇的なイーグル締めは、テレビで見ていた。
「お見事!」と、勝者を称えた。
「自分もやることは出来た。優勝争いが出来て良かった」と、久々に笑顔も浮かんだ。

今季序盤は、欧亜ツアーを中心に転戦を続けて9月には米ツアーの入れ替え戦にも挑戦したが、海外遠征の中でスイングを崩して帰ってきた。
日本に帰ってからも結果に恵まれずに試行錯誤が続いてトレードマークの“大ちゃんスマイル”も消えがちだったが、久々のV争いで「調子は悪くないことが確認できた」と、自信を取り戻すには十分の2位だった。

この2週間は、伊能キャディが体調を崩して“欠場”。代打をつとめてくれたハウスキャディさんもまた、良くデキた人だったといい、「我慢して、横で静かに見守ってくれて。必要な時に仕事をしてくれる。良い支えになった」と、感謝の言葉も。
自宅で療養につとめて、次週の復帰に備える“相棒”にも、復調の知らせを伝えることが出来て良かった。
「伊能さんも、テレビで見てくれていると思う」。
次週は御殿場で、久々の再開も楽しみだ。

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