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「無理せず」鍋谷太一が通算15アンダー 8位タイ
1番で5メートルのバーディパットを決めると、次は6番で4メートル、12番で3メートル、13番(パー5)は2オンして楽々バーディ、14番は5〜6メートルのバーディパットを決め、3連続バーディとした。そして最終18番でも5〜6メートルのバーディパットを沈めて、この日のラウンドを締めた。
日本オープンの時に腰を痛めて、しばらく練習できなかったことからショットの「感覚が戻ってきていない。飛距離も出ないし、方向性も良くない」とショットの不調の原因を語る。ストレッチやマッサージなどで腰の状態はようやくよくなってきた。それでも不安要素はあるため「無理せずにパーオンして、パットには自信があったので」安全にプレーすることにした。その結果、スコアも良くなった。
「元も食も細いし、体も細いので、このオフはしっかりトレーニングを積んで、来年につなげたい」と早くも来年への抱負を語る。上位をうかがえる位置にいるが「無理せず、コツコツと頑張れたら」とここまでうまくいっている作戦を変更するつもりはない。