記事

レオパレス21ミャンマーオープン 2017

松村道央はあの感動を再びミャンマーで

日本では川村のエースキャディをつとめる小岸秀行さんとのコンビ。「おぎちゃんは気持ちよいくらい食べるから見てて元気になります」。足並み揃えて頑張る
もういちど、あの感動を味わいたくて、今年は今季初戦から、日本を飛び出した。昨年は、トレーニングに専念しようとあえて国内にとどまったオフ。
しかし、結果が伴わずに賞金ランキングも、第二枠の70位に入るのが、精一杯だった。

昨オフの調整を反省した松村が、ふと思い返したのが2014年。あれは、ワンアジアツアーとの共同主管だったが、ツアー通算4勝を飾ったインドネシアPGA選手権の開催時期もまた、国内戦の開幕前(3月)だった。

最終日の逆転Vは、日没寸前。上がりの3連続バーディは、18番で3メートルのバーディパットを外していたら、3人のプレーオフは翌月曜日に持ち越されること必至だった。

慌ただしく、勝者の行事を済ませて駆け込んだジャカルタの空港ラウンジで、待ち受けていた多くの選手仲間から祝福された。
機内ではCAさんから祝福の手紙を受け取り、ジンと来た。
海外で体験する勝利の美酒は、また格別だった。
「またああいう思いを味わいたくて来た」。

決勝ラウンドを前に、首位とは5打差。
「優作が、ひとつ抜けているけど出来るだけ差を詰めていく」。今度はミャンマーで、自身2度目のアジアVをにらんだ。

関連記事