記事
TIチャレンジ in 東条の森 2019
首位タイでスタートした吉村明恭は惜しくも3位タイに終わる
「ゴルフの感触は悪くなかったんです。スコア的にもう少しいける感じはあったんですけど」。
途中スコアが停滞した感じになってしまい、最終18番ホールを迎えた段階ではバーディを獲ってプレーオフという苦しい状況になってしまった。結果、最終ホールはボギーとしてしまい万事休す。ただ、今週のゴルフに関して吉村にとっては様々な収穫があったと話す。
「結果は悔しいですけど、これだけ攻めるゴルフをやっても大丈夫なんだという感覚はつかめました。次の試合に必ず役立つと思います」。
もちろん優勝は狙っていただろうが、最近のテーマに掲げていた「攻めのゴルフ」を最終日最終組という緊張する状況でも徹することができた。
試合を重ね成績が残せないと、知らず知らずのうちに守りたくなるものだが、守るゴルフをするのは攻め切るゴルフをしてからの話。それを今週の試合で確信できたはずだ。惜敗したものの吉村の表情は晴れやかだった。