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連日の64をマークし、通算19アンダーで首位に立ったR・ジャン

首位に立ったリチャード・ジャン
「2018年ファイナルクォリファイングトーナメント Supported By SMBC モビット」は12月1日(土)、茨城県行方市のセントラルゴルフクラブの東コース(7,096ヤード パー72)、西コース(7,165ヤード パー72)の2コースを使用して、191人の選手が出場して第3ラウンドが行われた。

首位に立ったのは、リチャード・ジャン(カナダ)。2日連続の8アンダー64をマークして、通算19アンダーとして単独首位に立った。「3日間、ティーショットの調子がよくて、自信を持って打てている。フェアウェイをほとんど外していない。パットも良く決まってくれた。この調子であと3日間をプレーし続けたい」と好調さをうかがわせた。

国籍はカナダだが、PGAツアー・チャイナに参戦しており、今年の賞金ランキングは11位だった。日本にはジュニアのころに一度来たことがあり、「スタッフにとても親切にしてもらった」ことが印象に残っており、今回日本のクォリファイングトーナメント(QT)を受けることを決意した。実は彼以外にもジャスティン・シン、ジェフレイ・カン、トッド・ベクら、そして小斉平優和も含めてPGAツアー・チャイナに参戦している選手が今回QTを受けている。そうした仲間の出場も彼の背中を後押ししていそうだ。

「日本のコースは環境も整っていてプレーしやすい。とても気に入っている。ツアーに出場して、将来はトーナメントで優勝して、賞金王になれたらいいね」と夢を語る。現在26歳の彼は、決して若くはないが、これまでコツコツと努力してきたことが、この日本で花を開こうとしている。

尚、明日の第4ラウンドを終え、72ホール終了時点の90位タイまでの選手が12月3日(月)からの決勝ラウンドへ進める。

ファイナルQTの成績、ペアリングは『QTホームページ』でご覧いただけます。

<2018年度ファイナルQT 日程と会場>
予選:11月29日(木)〜12月2日(日)
会場:セントラルゴルフクラブ 東コース・西コース(茨城県)

決勝:12月3日(月)〜12月4日(火)
会場:セントラルゴルフクラブ 西コース(茨城県)

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