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小斉平優和に聞いたPGAツアー・チャイナ情報
「中国の各地を回り、4日間の大会です。結構ギャラリーも入っています。アメリカのPGAツアーと同じように大きなホスピタリティテントもあって、規模は大きい。コースもきれいだし、メンテナンスも整っている。芝の種類がその地域によって違うので、だいぶいい経験をさせてもらいました。おかげで日本に帰ってくると芝は簡単に感じられる」という。
「参戦している選手は中国の選手が多いですが、韓国や各国から来ている選手も多く、みんないずれはアメリカのPGAツアーでプレーすることを目指している。めちゃ面白いです」と有意義なツアー参戦だったようだ。その中で彼は優勝こそなかったものの2位が2回、賞金ランキングは4位という成績を収めることができた。ちなみに今回のQTに出場しているジャン、ベク、カンは賞金ランキングでは小斉平より下位だがPGAツアー・チャイナで優勝している。
「まだ言葉は片言ですが、ツアーは愉しい」という小斉平にとって、PGAツアー・チャイナでの経験は、大きな財産となったようだ。日本のQTが終わると、4日の夜に日本をたち、渡米する。6日から始まるアメリカのQTを受けるためだ。ハードスケジュールだが、若者にとっては、体のきつさより夢のほうがまさる。まずは日本のQTでいい成績を残して、弾みをつけたい。