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片岡大育が、三好で世代別テレビマッチに挑戦

三好には、涙と笑いの記憶でいっぱいです©JGTO
出演6選手のうち、難攻不落の三好を制しているのは一人だけ。唯一の歴代覇者として、片岡大育(かたおかだいすけ)が収録に臨んだのは、東海テレビ・フジテレビ系全国ネットで10月4日(日) 16時05−17時35分に放送予定の「最強世代は俺たちだ」。

51回目の今年は共催社として、新たに興和株式会社をお迎えして行われる予定だった「バンテリン東海クラシック」の特別番組で、各世代別にプロがペアを組み、開催コースの愛知県・三好カントリー倶楽部でテレビマッチを繰り広げ、最強世代を決定する、というもの。

20代からは、星野陸也&時松隆光が挑戦。
40代&50代ペアには藤田寛之と宮里優作。
そして、若手・ベテランの2世代に挟まれ奮闘するのが30代代表として、秋吉翔太と参戦した片岡である。

番組ではスコア戦のほか、飛距離やニアピンなど、各部門別でも激戦を繰り広げるのだが、ずらりと並ぶ精鋭6人の中でも、屈指の難コースとして知られる三好でV経験を持つのは、2016年覇者の片岡だけ。

となれば、片岡&秋吉の30代ペアが断然、有利にゲームを運べる?!
「どうでしょう……。それは見てのお楽しみです!」(片岡)。

三好には、笑いと涙の記憶が詰まっている。
2016年はその年5月に、同じ名古屋で行われた伝統の一戦「中日クラウンズ」で、韓国の強敵・金庚泰 (キムキョンテ)にプレーオフで敗れて大量の悔し涙を流したばかりだった。

また前年の2015年に初優勝を飾った「関西オープン」では、デビュー時から世話になる青山充コーチも、専属キャディの伊能恵子さんも他スケジュールのためたまたま居合わせておらず、「今度こそ、2人の目の前で勝ちたい」と、思いを募らせ臨んだV争いだった。

当時、賞金1位と2位を争っていた池田勇太と谷原秀人を相手に死闘を制して、悲願成就の通算2勝目を飾った。
恩人らの祝福にまみれて歓喜の号泣をした。
そして、表彰式では、伊能キャディがなんと、体重70キロを超えるプロを抱え上げるという”逆・姫だっこ”で一転、大笑い。
感動と、抱腹絶倒のVシーンを演じた思い出のトーナメントである。

新型コロナウィルスの影響で、今年は大会の長い歴史がいったん途切れてしまったが、歴代覇者として特番への出演オファーを快諾。
先月中旬の収録日は、前後に主戦場のAbemaTVツアー開幕戦や、プロアマ大会など予定が立て込み、強行出演とはなったが「大変な状況の中で、試合を開催していただけたり、テレビ番組に呼んでいただけるのはプロとして幸せなこと」。
勇んで三好に挑戦してきた。

「コースの状態は、相変わらずラフも深く、今すぐにでも試合ができる素晴らしい仕上がり具合。みんな、なかなかの本気モードな収録になっています」と、片岡。
「今年はトーナメント中継のかわりに、僕らの特別編で楽しんでいただければ。また番組後には、僕ら6選手が提供したグッズのチャリティーオークションも開催されます。ぜひそちらにもご参加ください!」。
出演プロを代表して番組をピーアールした。

※チャリティオークション開催のお知らせ
10月4日(日)16:05ー17:35に、東海テレビ・フジテレビ系列全国ネットで放送予定のバンテリン東海クラシック特別編「最強世代は俺たちだ」では、番組サイトで、出演プロたちが提供した愛用グッズのチャリティーオークションが実施されます。
期間は同日の17:35ー24:00まで。
売り上げは、東海テレビ福祉文化事業団「愛の鈴」を通じ、日本ジュニアゴルファー育成協議会に寄付されます。
ふるってご参加ください。
  • 番組MCには蛍原さん、アシスタントの朝日奈央さん、そしてJGTO会長の青木功も解説として活躍します(伊能キャディのご提供)

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